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ボランティア受入れの面接

福祉施設でのボランティアと聞くとどのような内容を想像しますか?

「自分の得意分野を誰かのために活かしたい」、「得意な分野はないけれど、利用者さんのお話を聞くだけならできるかも」、様々な思いでボランティアを志す方がいらっしゃいます。
そんなボランティアさんを受け入れるに当たり大切なのが面接です。

これは、施設側が必要とするボランティアさんを選考するのではなく、ボランティアをやりたいと思った動機を確認すると共に、施設がボランティアさんに依頼する内容の確認にもなります。
対人援助の場面では、インテーク面接は対象者を知る重要な場面です。
ボランティアの受入れもインテーク面接から始まります。
インテーク面接をするに当たり、重要なツールは「面接表」です。
なぜ面接表に注目するのか?
面接表にある項目を埋めるための質問をすることは面接とはいいません。ただの質問です。
「相手を理解する」という姿勢があれば、質問する意図を理解していなければなりません。

そこで、私が講義を行うときは、参加者の皆さんに面接表を作成していただきます。
記入する項目は5項目のみ、ひとつの項目に記入できるのひとつの情報のみです。
「連絡先」という項目で住所と電話番号を聞き取ることはできないというルールを設定してグループワークを行ってもらいます。
(グループワークに入る前に、対人援助の基本は説明させていただいてます)
そして、出来上がった面接表を参加者の皆さんに発表していただき、そのときに「なぜ、この項目を入れたのか」という理由も伝えていただきます。
面接表を作成するときに、質問する意図まで考えて作成する。それにより相手の情報を聞き取るだけでなく、面接時の対象者理解が進み、さらには施設がボランティアを募集する意図を伝えることができます。
このように私が講師をさせていただく講座では、グループワークを通して、対人援助の「エビデンス・ベースド・プラクティス(根拠を持った支援)」に目を向けていただく機会作りをしています。
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プロフィール

伊東 良輔 (いとう りょうすけ)

Author:伊東 良輔 (いとう りょうすけ)
一般社団法人ぱるむ 代表理事
人間関係学修士
心理学を背景とした対人援助の理論と実践について研究しています。
2014年、一般社団法人ぱるむを設立。北九州市小倉南区に「伊東良輔社会福祉士事務所」、「ケアプランセンター らび」を開設。
社会福祉士として対人援助に関する講座で講師活動や成年後見人としての活動に関する記録、非常勤講師として社会福祉士を目指す学生の皆さんへの指導の記録。
視覚障害生活訓練等指導者として同行援護従業者養成講座を開催した講座の内容等を中心に紹介していきます。

資格
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・介護福祉士
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・福祉住環境コーディネーター2級・3級
・福祉用具プランナー
・視覚障害生活訓練等指導者
・相談支援専門員
・全身性ガイドヘルパー

社会貢献活動
・公益社団法人日本社会福祉士会 理事
 国際担当理事
 LGBT担当理事
・公益社団法人福岡県社会福祉士会 理事
 ぱあとなあ福岡所属(成年後見人)
 独立型社会福祉士支援委員会
 障がい者支援委員会
・日本ソーシャルワーカー連盟
 国際委員会
・日本障害者協議会 理事
 総務委員会 http://www.jdnet.gr.jp/guide/yakuin/member/ito.html
・日本障害者リハビリテーション協会 総合リハビリテーション研究大会
 常任委員
・アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク
 幹事
・北九州市障害支援区分認定審査会 委員
・宗像市・福津市介護認定審査会 委員
・中間市障害支援区分認定審査会 委員
・宮若市障害者計画・障害福祉計画推進協議会 委員
・福岡県介護実習・普及センター 運営委員
・福岡県社会福祉協議会 運営適正化委員
さわやか福祉財団 さわやかインストラクター

一般社団法人ぱるむ
・伊東良輔社会福祉士事務所
・ケアプランセンターらび
・権利擁護センターせるもん
〒803-0273
福岡県北九州市小倉南区長行東1丁目11-16
一般社団法人ぱるむ 長行事務所
TEL:093@776‐7115
FAX:093@777‐5068
ホームページ:http://hp.kaipoke.biz/zau/

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