FC2ブログ

第2章 同行援護の制度と従業者の業務 ④

同行援護の利用では、利用手続きから利用者負担について説明します。
スライド28  
 同行援護の利用手続きは、役所の窓口で行います。
 そして、独自のアセスメントシートを用いて、身体障害程度等級に関係なく、支援を必要とする人が使える制度であるとお伝えしましたが、同行援護の制度内で区分けがあります。
 それは、身体介護を伴う場合と伴わない場合です。
 身体介護が伴わない場合に関しては、上記のように役所の窓口でのアセスメントで支給決定されます。
 しかし、障害支援区分2以上の認定かつ、「歩行」、「移乗」、「移動」、「排尿」、「排泄」の調査項目のいずれか一つに認定された場合、「身体介護を伴う」と判断されます。
 身体介護を伴わない場合、30分未満が105単位、身体介護を伴う場合254単位とサービスに対する対価が大きく異なります。

スライド29
 同行援護のサービス利用者負担は原則1割です。
 この利用者負担は、対象者の負担能力によって利用者負担上限額が設定されています。
 利用者負担について、サービス提供事業所、同行援護従業者が説明することもありますが、お金の話はトラブルになりやすいため、利用者さん本人に役所で本人負担上限額の確認をお願いしましょう。

スライド31
 利用者負担の問題では、原則1割負担であるために多くのサービスを利用した場合、その分の対価を支払うことになりますが、視覚障害者にとって、日常生活を円滑に送るために同行援護は必要不可欠なサービスです。
 しかし、同行援護・その他の障害福祉サービスを利用し、負担上限額の37200円を支払うことで、生活保護の生活水準を下回る生活になってしまっては、ノーマライゼーションに基づく理念に反します。
 そこで、利用者負担が生活を圧迫しないように利用者負担上限額の引き下げられる場合もあります。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

伊東 良輔 (いとう りょうすけ)

Author:伊東 良輔 (いとう りょうすけ)
一般社団法人ぱるむ 代表理事
人間関係学修士
心理学を背景とした対人援助の理論と実践について研究しています。
2014年、一般社団法人ぱるむを設立。北九州市小倉南区に「伊東良輔社会福祉士事務所」、「ケアプランセンター らび」を開設。
社会福祉士として対人援助に関する講座で講師活動や成年後見人としての活動に関する記録、非常勤講師として社会福祉士を目指す学生の皆さんへの指導の記録。
視覚障害生活訓練等指導者として同行援護従業者養成講座を開催した講座の内容等を中心に紹介していきます。

資格
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・介護福祉士
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・福祉住環境コーディネーター2級・3級
・福祉用具プランナー
・視覚障害生活訓練等指導者
・相談支援専門員
・全身性ガイドヘルパー

社会貢献活動
・公益社団法人日本社会福祉士会 理事
 国際担当理事
 LGBT担当理事
・公益社団法人福岡県社会福祉士会 理事
 ぱあとなあ福岡所属(成年後見人)
 独立型社会福祉士支援委員会
 障がい者支援委員会
・日本ソーシャルワーカー連盟
 国際委員会
・日本障害者協議会 理事
 総務委員会 http://www.jdnet.gr.jp/guide/yakuin/member/ito.html
・日本障害者リハビリテーション協会 総合リハビリテーション研究大会
 常任委員
・アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク
 幹事
・北九州市障害支援区分認定審査会 委員
・宗像市・福津市介護認定審査会 委員
・中間市障害支援区分認定審査会 委員
・宮若市障害者計画・障害福祉計画推進協議会 委員
・福岡県介護実習・普及センター 運営委員
・福岡県社会福祉協議会 運営適正化委員
さわやか福祉財団 さわやかインストラクター

一般社団法人ぱるむ
・伊東良輔社会福祉士事務所
・ケアプランセンターらび
・権利擁護センターせるもん
〒803-0273
福岡県北九州市小倉南区長行東1丁目11-16
一般社団法人ぱるむ 長行事務所
TEL:093@776‐7115
FAX:093@777‐5068
ホームページ:http://hp.kaipoke.biz/zau/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

社会福祉士の視点
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR