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第2章 同行援護の制度と従業者の業務 ②-2

同行援護従業者の職業倫理の続きです。

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 前回、お伝えしたように、同行援護従業者は対人援助のプロとしての意識を持つことが重要です。
 その対人援助のプロとして大切な考え方の基本に視覚障害者の個別性を理解することが挙げられます。
 対象者の個別性を理解するために、バイスティックの7原則があります。
 対人援助の基礎知識でも紹介しましたが、福祉職として対象者と向き合う基本姿勢としてとても重要なものです。特に個別化の原則は最初に出てきますので、業務に従事する前にもう一度見直しておくことを勧めています。

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 対人援助のプロとして大切な点として、自らの業務の振り返りも重要です。
 一日の活動記録をつける等、自分の活動を振り返ることは、次の活動に繋がるとともに、自らの長所(得意)・短所(苦手)を確認することができます。
 自らの活動を振り返り、事業所内で共有することで、チームとしての支援力も上がります、事業所の支援力が上がることは視覚障害者福祉の底上げにつながりますので、活動の振り返りは必ず行ってください。

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 振り返りにも通じますが、活動の記録は必ず行ってください。
これは、私がホームヘルパーの講習会を受けている時に講師の先生から聞いた話ですが、訪問していたヘルパーと利用者さんのほんの些細な約束が事業所の約束となり、親族と事業所が争う事例があったそうです。
 当事者と交わす約束は事業所との契約によって成り立っていることを忘れないことが大切です。
同行援護従業者は、あくまで事業所から派遣され活動しており、個人で契約して活動しているのではありません。活動中の些細な約束も、当事者にとっては大切な約束であることもあります。そして、その約束は同行援護の担当者が代わっても、当事者の気持ちの中では引き継がれることも忘れてはいけません。
 重要事項については活動記録に記載するとともに、管理者への報告を行うことも忘れないようにしましょう。
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プロフィール

伊東 良輔 (いとう りょうすけ)

Author:伊東 良輔 (いとう りょうすけ)
一般社団法人ぱるむ 代表理事
人間関係学修士
心理学を背景とした対人援助の理論と実践について研究しています。
2014年、一般社団法人ぱるむを設立。北九州市小倉南区に「伊東良輔社会福祉士事務所」、「ケアプランセンター らび」を開設。
社会福祉士として対人援助に関する講座で講師活動や成年後見人としての活動に関する記録、非常勤講師として社会福祉士を目指す学生の皆さんへの指導の記録。
視覚障害生活訓練等指導者として同行援護従業者養成講座を開催した講座の内容等を中心に紹介していきます。

資格
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・介護福祉士
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・福祉住環境コーディネーター2級・3級
・福祉用具プランナー
・視覚障害生活訓練等指導者
・相談支援専門員
・全身性ガイドヘルパー

社会貢献活動
・公益社団法人日本社会福祉士会 理事
 国際担当理事
 LGBT担当理事
・公益社団法人福岡県社会福祉士会 理事
 ぱあとなあ福岡所属(成年後見人)
 独立型社会福祉士支援委員会
 障がい者支援委員会
・日本ソーシャルワーカー連盟
 国際委員会
・日本障害者協議会 理事
 総務委員会 http://www.jdnet.gr.jp/guide/yakuin/member/ito.html
・日本障害者リハビリテーション協会 総合リハビリテーション研究大会
 常任委員
・アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク
 幹事
・北九州市障害支援区分認定審査会 委員
・宗像市・福津市介護認定審査会 委員
・中間市障害支援区分認定審査会 委員
・宮若市障害者計画・障害福祉計画推進協議会 委員
・福岡県介護実習・普及センター 運営委員
・福岡県社会福祉協議会 運営適正化委員
さわやか福祉財団 さわやかインストラクター

一般社団法人ぱるむ
・伊東良輔社会福祉士事務所
・ケアプランセンターらび
・権利擁護センターせるもん
〒803-0273
福岡県北九州市小倉南区長行東1丁目11-16
一般社団法人ぱるむ 長行事務所
TEL:093@776‐7115
FAX:093@777‐5068
ホームページ:http://hp.kaipoke.biz/zau/

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