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成年後見人の医療同意について

 成年後見人が出来ない行為の一つに「医療行為の同意」があります。
 今回はなぜ医療行為の同意が成年後見人が出来ないのかを考えていきます。

「医師および医師の指示を受けた看護師・助産師などの医療従事者のみ行うことが認められている治療や処置などのこと。医学的な技術・判断がなければ人体に危害を及ぼす危険がある行為の総称」 (デジタル大辞泉)

 上記のように医師法に定められている行為を医療行為と呼び、医療行為には問診を除いて、事の大小はあれど、患者の身体に傷害など危険を及ぼす行為となり得る。このような医療行為を医療侵襲(いりょうしんしゅう)と呼ばれ、医療侵襲行為は刑法の傷害・暴行の構成要件に該当します。
 そのため、医師から患者に対する説明を行うインフォームドコンセントが必要であり、本人の医療行為への同意が必要となっています。
 このような医療行為への同意は一身専属権と言われ、本人にしか同意権のないものとなっています。
 上記のような理由から成年後見人の医療行為への同意権が明確に認められていないのが現状です。
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成年後見人就任直後の財産調査について

成年後見人の職務は大きく分けて「財産管理」と「身上監護」の二つになります。
成年後見人として最初の仕事は財産調査があります。
選任されて最初の一ヶ月(家庭裁判所から日程を指定した文章が届きます)で財産調査を実施するがあります。
財産の種類は預金、現金、不動産等と共に、負債も財産となります。
財産調査を行う時に、ご本人・親族からお話を伺うことで財産の状況だけでなく、ご本人の生活歴等を知る大切な機会となります。
私たち社会福祉士は、相談援助の専門職としてご本人の希望と親族の希望をしっかりと聞き取り、権利擁護の視点を持って成年後見人として活動を展開するためには、初期の財産調査は被後見人のアセスメントの機会としても大切なものとなります。
プロフィール

伊東 良輔 (いとう りょうすけ)

Author:伊東 良輔 (いとう りょうすけ)
一般社団法人ぱるむ 代表理事
人間関係学修士
心理学を背景とした対人援助の理論と実践について研究しています。
2014年、一般社団法人ぱるむを設立。北九州市小倉南区に「伊東良輔社会福祉士事務所」、「ケアプランセンター らび」を開設。
社会福祉士として対人援助に関する講座で講師活動や成年後見人としての活動に関する記録、非常勤講師として社会福祉士を目指す学生の皆さんへの指導の記録。
視覚障害生活訓練等指導者として同行援護従業者養成講座を開催した講座の内容等を中心に紹介していきます。

資格
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・介護福祉士
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・福祉住環境コーディネーター2級・3級
・福祉用具プランナー
・視覚障害生活訓練等指導者
・相談支援専門員
・全身性ガイドヘルパー

社会貢献活動
・公益社団法人日本社会福祉士会 理事
 国際担当理事
 LGBT担当理事
・公益社団法人福岡県社会福祉士会 理事
 ぱあとなあ福岡所属(成年後見人)
 独立型社会福祉士支援委員会
 障がい者支援委員会
・日本ソーシャルワーカー連盟
 国際委員会
・日本障害者協議会 理事
 総務委員会 http://www.jdnet.gr.jp/guide/yakuin/member/ito.html
・日本障害者リハビリテーション協会 総合リハビリテーション研究大会
 常任委員
・アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク
 幹事
・北九州市障害支援区分認定審査会 委員
・宗像市・福津市介護認定審査会 委員
・中間市障害支援区分認定審査会 委員
・宮若市障害者計画・障害福祉計画推進協議会 委員
・福岡県介護実習・普及センター 運営委員
・福岡県社会福祉協議会 運営適正化委員
さわやか福祉財団 さわやかインストラクター

一般社団法人ぱるむ
・伊東良輔社会福祉士事務所
・ケアプランセンターらび
・権利擁護センターせるもん
〒803-0273
福岡県北九州市小倉南区長行東1丁目11-16
一般社団法人ぱるむ 長行事務所
TEL:093@776‐7115
FAX:093@777‐5068
ホームページ:http://hp.kaipoke.biz/zau/

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